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退職金…アナタはどのくらい?

image アナタの会社は退職金をどのように位置づけているか?しっかり把握していますか?会社によっては退職金制度を廃止する企業も多々あります。今、働いているあなたの会社ではしっかり退職金を支払われるものになっていますでしょうか?将来の不安が不景気で大きくなる中で退職金が支払われるか?非常に深刻な問題です。
自分は果たしてどれくらいもらえるものなのか?本当に気になるところですね。大企業に長いこと勤めているのであればそれなりに退職金をもらえるかもしれませんが、ほとんどが中小企業の世の中です。これから多くの方が退職金をもらう時期に差しかかってきています。いわゆる団塊の世代の方々です。退職金の昔とは違って変化してきています。

退職金の規定が書いてある?

退職金制度自体、企業は設けなくとも法律違反にならないことをご存知ですか?企業にとって退職金制度というのは任意です。ただ退職金の制度を設けた場合はしっかりと就業規則に記載しなくてはなりません。労働基準法第89条に定める就業規則の中において【退職手当の定めをする場合…】
・支給対象者が正社員のみか?アルバイト・パートにまで及ぶのか?
・退職金をどのように計算するのか?また計算の基準となるものは一体何か?
・懲戒免職など不支給事由や減額事由を設ける場合に、該当事由やその場合の計算方法はどうなるか?
・どのように支払われるのか?現金か?小切手か?一時金払いか?年金払いか?いつ退職金を支払うのか?
以上のことを明確に記さなければいけません。アナタの会社の就業規則をしっかり書いてありますか?

退職金…どうやって計算する?

退職金の計算方法は就業規則などにしっかりと記載されています。今、働いている会社がどのような計算方法で退職金を支払うのか?把握することはとても大事なことです。一般的には基本給を基準として計算する方法が多いです。
・退職時の基本給×勤続年数×退職時由係数=アナタの退職金
しかし、最近ではその退職金の計算方法を見直す企業も多くなってきています。他にも…
・勤続ポイント+資格ポイント)×ポイント単価×退職事由係数
・別テーブルで勤続年数に応じた基準額を設定しておき、役職や等級別に応じた係数をかけて計算するもの
・勤続年数に応じて一定の金額を設定し、退職の時由に応じた係数をかけ退職金額に差をつけるもの
退職金の計算方法はいくつかありますが、それぞれ注意しなければいけない点があります。アナタの働いている会社ではどのような計算方法で退職金を算出しているのか?まず把握しましょう!

退職金の平均は?相場は?

自分がもらえる退職金は他の人と比べ多いのか?少ないのか?その部分はとっても気がかりですよね。日本経済団体連合会では退職金の実態調査結果を発表しています。それによると標準的に大学進学して、その後標準的に就職・昇進・昇格した人を標準者として標準者の退職金を算出した場合だと会社都合の55歳で管理・事務・技術労働者・男性の場合
・大卒2232万円/高卒2064万円(定年退職60歳では大卒2490万円/高卒2189万円)
あくまで標準的なものの数値です。一部の企業では退職金制度を廃止しているところもありますし、働いている環境や勤続年数などは人それぞれ違いますから過信は禁物です。

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