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乳がんの早期発見は…

image 早期に治療を開始すれば、9割以上が治るとも言われています。乳がんの早期発見にはエコーやマンモグラフィなどによる定期的な検診と常日頃の自己検診を併用することが最も有効です。乳がんは乳腺に発生する悪性の腫瘍です。乳がんは30歳~64歳にかけて“がん死亡原因”で最も多いといわれています。乳がんにかかる人は近年、食生活などの変化など様々な原因から増加傾向にあります。日本人女性の25人に1人が乳がんにかかるとも言われています。
よく言われている自覚症状は乳房のしこりです。それ以外にも皮膚が引きつる・くぼみ・ふくらみ・乳首や乳輪の変化・乳首から血液などの分泌などあるようです。乳がんの部位も上部外側が最も多いですが、乳房全体にまたがるものなど人それぞれです。乳がん初期には疲れやすいとか食欲がないなどの内科的症状もほとんど現れません。『あれ?いつもと違う…』と早く気付く為には自分の乳房の状態を把握しておくことがとても大事です。30歳を過ぎると乳がんの発生率が高くなってきます。間単にできるチェック方法ですから自己診断してみましょう。

乳がんのチェック

鏡に向かい両腕を高く上げて、引きつるか?くぼみはないか?乳房のふくらみや乳首・乳輪の変化がないか?確認しましょう。
次に両腕をまっすぐ下ろした状態や腰に手を当てた状態で同じように変化がないか確認してみましょう。
次は触ってみて乳房にしこりなどがないか確認してみましょう。指をそろえて指の腹と肋骨で乳房を挟むように触れ、『の』の字を描くように乳房全体をくまなくチェックします。乳房上部・外側が入念にチェックしましょう。乳房や乳首を絞るようにして分泌物がないかも確認することを忘れないで下さい。触診は入浴時に石鹸をつけて行うとチェックしやすいです。逆につまむように触診するとわかり難くなりますので注意しましょう。

乳がんの検診

自分でチェックするのと併用して定期的に乳がんの検診を受けることで見落としがちな小さながんも発見することが可能です。40歳を過ぎると乳がんの発生率も高くなりますので定期的な検診を受けることをオススメします。
1、マンモグラフィ
乳房専用のX線撮影でしこりなどの違和感で判別できない小さな症状の乳がんも早期発見することが可能です。検査は10分程度でできます。X線の放射被曝量もごく少量で危険もありません。
2、エコー
妊娠中の方も受けられる超音波検査方法です。コチラの検査方法は何度も受けられるのが利点となります。

※検診は区市町村の住民検診や職場によって違いますが職場での検診、また人間ドックなどの方法があります。住民検診は地域によって年齢対象や検診の内容も変ってきますので詳しい内容はお住まいの区市町村のがん検診担当課に確認をとることをオススメします。 もしも、気になる症状があった場合にはすぐに乳腺専門医のいる医療機関で診察を受けましょう。

乳がんにかかりやすい人の傾向

全ての人が必ず乳がんにかかるとは言えませんが乳がんの危険因子がいくつか上げられます。
・乳がんになったことがある人
・家族に乳がんになった人がいる人
・良性の乳腺疾患になったことがある人
・肥満(特に50歳以上で標準体重+20%以上)
・55歳以上の方で初潮年齢が早く、閉経年齢が遅い人
・初産が30歳以上、または出産経験がない人
・30歳以上で未婚
・40歳以上
またそれ以外にアルコール摂取量の多い人なども目立つようです。

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